例年の通り8月は経済産業省主唱による「電気使用安全月間」運動が展開されます。この運動に合わせ、電気安全普及活動の推進とこれによる電気事故防止を図るため「電気安全講演会」を開催します。
主催は「一般財団法人関東電気保安協会」と「公益社団法人東京電気管理技術者協会」です。当協会関東支部は協賛としてこの行事に参加します。
入場無料です。お申込不要、直接講演会場にお越し下さい。

太陽光発電などの分散型電源を系統に連系する際の技術要件を定めたものに「系統連系規程」（日本電気協会発行）があります。
今回の研修では、規程に定められている「規程事項」と「連系要件」について、各種現象が発生する理由と対策を解説します。また、パワーコンディショナ（電流制御方式インバータ 等）の原理と単独運転防止の各検出方式及び、ＦＲＴ要件など、性能シュミレーションを交えて詳しく解説します。

１．主な研修内容
（１）低圧連系における保護協調
　① パワーコンディショナ(電流制限インバータなど）の原理
　② 単独運転防止策（各種検出方法の原理
　③ ＦＲＴ要件
　など、

（２）高圧連系における保護協調
　① 単独運転防止対策
　② FRT要件
　③ 線路無電圧確認装置
　など、

２．講師
　甲斐 隆章 氏　小山工業高等専門学校　電気電子創造工学科　教授

多数の方の参加をお待ちしています。

「太陽光発電アドバイザー」とは、太陽光発電システム導入に関して生じうる諸問題について、消費者の相談に応えることのできる専門知識を有することを特定非営利活動法人「日本住宅性能検査協会」が客観的に認める民間資格です。
太陽光発電アドバイザーが在籍している企業は、「太陽光発電アドバイザーがいるお店」として公開されています。
今回は、「太陽光アドバイザー試験（平成26年11月2日、受験申込締切10月3日」）に対応した講習会です。 講師は、「宮澤 康夫 氏（太陽光発電アドバイザー）」（日本住宅性能検査協会）です。

太陽光発電に戦略的に取り組む拠点として、 材料から評価、システムに至るまで、一貫した太陽光発電の研究を行っている「独立行政法人産業技術総合研究所太陽光発電工学研究センター」と素粒子・原子核物理学分野における高エネルギー加速器を用いた国際共同研究の中核拠点（世界の三極（日・米・欧）の一つ）の 「高エネルギー加速器研究機構」を見学します。

◎「独立行政法人産業技術総合研究所太陽光発電工学研究センター」
（茨城県 つくば市 梅園 1-1-1 つくば中央第2）
①太陽光モジュール材料の開発状況
②太陽光パネルの不具合事例
③太陽電池モジュールの劣化機構の明確化
④新規部材を用いた信頼性の向上、新規信頼性試験法の開発状況
などについて、今回は特別に、研究チーム長であります加藤和彦先生からご説明をいただき見学できます。

◎「高エネルギー加速器研究機構」（茨城県 つくば市 大穂 1-1）
①世界最高の衝突性能を誇る周長約３Kmの電子・陽電子衝突型加速器（KEKB）
②世界最高レベルのビーム強度を誇る最先端研究施設
などによる様々な物理法則の探求実験など見学できます。