電気技術者の技術力と資質の向上をサポートします。
平成28年5月号

関東支部 行事開催のご案内

高圧需要家の短絡保護と動作時対応研修会

自家用設備保守において、短絡は地絡と共に電気主任技術者にとって最も身近で、そして大切な技術項目です。 本研修では、

①電線路の短絡電流や高・低圧機器の短絡電流並びに励磁突入電流の算出とそれらを考慮した保護協調の考え方を事例を示してわかりやすく解説
②保護協調に用いる各種機器類の保護範囲・特徴並びに保護整定の実例の解説
③さまざまな短絡事故例について、その要因と対策を具体的に説明 など、理論のみにとらわれず、高・低圧の短絡に関するさまざまな事例を取り上げ、日常業務に役立つような情報提供を重点に進めます。


研修の進め方は、受講者との双方向のコミュニケーションを図りながら、受講者からの疑問や質問などに、大崎栄吉講師が懇切丁寧に解説します。
短絡に関する疑問、質問に関して、事前に事務局で受付いたします。多くの疑問質問をお寄せ下さい。

日時 平成28年6月9日(木) 10時00分~16時30分
場所 電気工事会館 7階 大講堂 中央区築地3-4-13
地下鉄「日比谷線」築地駅下車、3番出口から徒歩1分
(参加証に「ご案内図」を添付します)
定員 40名(申込順 定員に達し次第、締め切らせていただきます)
会費 会員4,000円、会員以外6,000円 (テキスト代含む)
申込締切 平成28年6月6(月)
申込方法 下記の「行事参加申込手続きなど」を参照してください。

高圧地絡保護装置メーカー(光商工)の見学会

今年度も光商工㈱様のご協力を得まして、継電器などの製造工程と、高・低圧電路人工地絡試験・実験などの観察及び、高圧地絡方向継電器の動作原理の講義を計画しました。
特に、「人工地絡試験」は、貴重な体験を得ることができます。 主な内容は、

1.製造工場の見学
2.技術講習会
・高圧地絡方向継電器の動作原理と現場技術
3.人工地絡試験
・高圧人工地絡試験装置による人工地絡試験
・低圧人工地絡試験装置での方向要素の試験 (他回路の地絡の影響による誤動作状況)
日時 平成28年6月15日(水) 11時00分~16時00分
場所 JR宇都宮線 古河駅(改札口の前)10時20分集合
光商工(株) 茨城工場(茨城県古河市下大野2000)
古河駅東口「乗合バス」乗車25分 配電盤工業団地下車 徒歩5分
(「参加証」に詳細を記して郵送します)
定員 定員30名(申込み先着順)
会費 1,000円 (昼食代など)
申込締切 平成28年6月10日(金)
申込方法 下記の「行事参加申込手続きなど」を参照してください。

「陸上自衛隊 駐屯地視察」のお知らせ

今回、会員の企画により、創設63年を迎えた陸上自衛隊 霞ヶ浦・土浦駐屯地(茨城県)を訪ねます。
視察内容は、
・通常開放していない小火器(小銃など)
・展示装備品
・体験喫食(昼食)
・予科練記念館
・雄翔館
(都合により内容等変更がある場合があります。)
【行程】
8:30出発 JR池袋駅 東京芸術劇場
9:40 桜土浦IC
10:00~13:00 霞ヶ浦駐屯地 視察(昼食)
13:20~15:20 土浦駐屯地 視察
15:30ごろ JR常磐線 土浦駅
15:45 桜土浦IC
17:00 JR池袋駅 東京芸術劇場
日時 平成28年6月21日(火)8時30分~17時00分
集合場所 JR池袋駅 西口「池袋西口公園」の [東京芸術劇場」付近
8時20分集合
定員 定員40名(申込み先着順)
会費 会員 5,000円  会員以外 7,000円
6月17日(金)17時以降のキャンセルは、キャンセル料3,000円を申し受けます。
(代理出席はキャンセル料ありません)
申込締切 平成28年5月27日(金)
申込方法 下記の「行事参加申込手続きなど」を参照してください。
土浦駐屯地
霞ヶ浦駐屯地から東へ約3.5Kmに位置する土浦駐屯地には、武器学校等が駐屯する駐屯地です。
武器学校の主な任務は、陸上自衛隊の主要装備品(戦車、火砲など)の補給、整備要員を育成するほか、武器科部隊の運用に関する教育・研究・調査等です。
予科練平和記念館 ・雄翔館
・予科練平和記念館は、平成22年2月 土浦駐屯地の南側に隣接し、戦史の記録を風化させないとともに、命の尊さや平和の大切さを考えてもらうための記念館です。
・雄翔館は、昭和43年に予科練記念館「雄翔館」が予科練出身者によって建てられました。
記念館には、約1,500点の遺品がおさめられており、昭和史を伝える貴重な記念館です。

『電気設備保全管理』講習会開催のお知らせ

この講習会は、「電気機器の絶縁診断技術」をテーマに開催します。
今回は、電気学会の「技術継承を目的とした電力設備の絶縁診断技術専門委員会」で取りまとめられた、機器ごとの絶縁劣化メカニズムや劣化診断法、寿命評価技術、トラブル事例などについて、委員をされた各分野の専門家を講師に迎え、わかりやすく説明していただきます。
  時間 テーマ 講師
10:00~10:40 絶縁診断の技術継承 東京都市大 
江原 由泰 氏
10:40~11:20 絶縁材料の基本的な特性と劣化要因 電力中央研究所
栗原 隆史 氏
11:20~12:15 高圧CVケーブルの劣化と保守の要点 大電株式会社会社
蒲原 弘昭 氏
  12:15~13:15 昼食・休憩  
13:15~14:10 電力用変圧器の診断技術 中部電力株式会社
吉田 昌展 氏
14:10~15:05 高圧配電盤・遮断器の保守運用技術 東日本旅客鉄道株式会社
中村 岳彦 氏
  15:05~15:15 休憩  
15:15~16:10 各種機器のトラブル事例と診断事例 出光興産株式会社
江藤 計介氏
16:10~16:30 質疑  

【テーマの内容】
①絶縁診断の技術継承(講師 東京都市大 江原 由泰 氏)
劣化診断技術の変遷や現場技術者にとって役立つ豆知識を解説

②絶縁材料の基本的な特性と劣化要因(講師 電力中央研究所 栗原隆史 氏) 
絶縁材料は使用される環境によって劣化し、性能が低下することから、絶縁材料の特性や劣化要因についての分かりやすく解説

③高圧CVケーブルの劣化及び保守の要点(講師 大電(株) 蒲原 弘昭 氏)
劣化診断のポイントや最近の劣化診断技術の動向及び適用範囲と注意点さらに絶縁寿命の考え方等について事例を交えての分かりやすく解説

④電力用変圧器の診断技術(講師 中部電力株式会社 吉田 昌展 氏)
絶縁材料や構造の変遷と、それと対応した診断技術について、診断時の配慮事項を含めての分かりやすく解説

⑤高圧配電盤・遮断器の保守運用技術(講師 東日本旅客鉄道 (株)中村 岳彦氏)
真空遮断器(VCB)の絶縁破壊事故例を基に、保守運用技術のポイントや配慮事項について分かりやすく解説

⑥各種機器のトラブル事例と診断事例(講師 出光興産(株) 江藤 計介 氏)
今、国内で発生している各種機器のトラブル事例を網羅的に解説すると共に、診断で検出することができた貴重な事例及び、絶縁診断技術の今後の課題についての分かりやすく解説

講習会は、「電力機器・設備の絶縁診断技術(オーム社 定価 税込 4,536円)」を使用して進めますので必ずご持参ください。
「電力機器・設備の絶縁診断技術」をご希望の方、講習会特別割引価格4,000円で頒布いたします。
申込書に「本購入」と明記して下さい。

日時 平成28年7月5日(火)10時00分~16時30分
場所 電気工事会館 7階(東京都中央区築地 3-4-13)
地下鉄「日比谷線」築地駅下車、3番出口から徒歩3分
地下鉄「有楽町線」新富町駅下車 4番出口から徒歩5分
定員 定員40名
会費 会員 4,000円、会員以外 6,000円、(本代は別)
申込締切 平成28年6月28日(火)
申込方法 下記の「行事参加申込手続きなど」を参照してください。
<講習会で使用する、「電力機器・設備の絶縁診断技術(オーム社)」の紹介>
電力設備にかかわる技術者必携の書!
電力機器・設備の絶縁状態を把握する診断法は、停電事故によるさまざまな損失を未然に防止する手段として、これまで重要視されてきました。
さらに近年では、電力機器・設備の劣化状態を検知し、故障による損失を未然に防ぐだけでなく、これらを寿命限界まで有効に利用することが求められています。
本書は、電力機器・設備の絶縁診断技術を体系的に整理し、機器・設備ごとに絶縁劣化メカニズムや劣化診断法、寿命評価技術について、実用に即した技術をまとめました。
また、随所に現場の技術者にとって役立つであろう知識をコラムとして配しています。
電力機器・設備にかかわる技術者にとって、必ず役立つ必携の一冊です。
http://honto.jp/netstore/pd-book_27504100.html

一般社団法人 日本電気協会 関東支部主催行事のご案内

平成28年度 保護協調技術講習会

直接「一般社団法人日本電気協会関東支部」へお申込み下さい。
(当協会員は受講料が割引となっています。)
開催日時 平成28年6月7日(火)10:00~17:00
会場 東京都電設工業厚生年金基金会館 2階
(東京都新宿区大久保2-8-3)
募集人員 100名
受講料 ・一 般: 10,000円   
・日本電気技術者協会 会員:9,000円  
講習内容 講師
● 受電設備の保護方式
● 保護協調
● 電路の絶縁性能と地絡保護協調
● 保護装置の試験
・保護装置の試験内容、判定基準
● 演習
・タップ整定 ・限時要素動作時間 等
一般社団法人日本電気協会 技術講習会講師
新保 寿郎 氏
お申込み方法 ・「申込書」は(一社)日本電気協会 関東支部 TEL. 03-3213-1746
・[https://www.kandenkyo.jp/seminar/seminar_form01.html]からも申込みできます。
※ホームページからの申込みは、専用事業所コード[ng04(エヌジーゼロ4)]と入力
入金確認後、受講票をお送りいたします。5月26日までにお振込み下さい。
お振込口座 *振込手数料は「申込者」負担でお願いします。
◇三井住友住友銀行/丸ノ内支店(普)38028
◇みずほ銀行/東京中央支店(普)1638073
口座名:(一社)日本電気協会 関東支部 [シャ)ニホンデンキキョウカイカントウシブ]
お問合せ先 〒100-0006 東京都千代田区有楽町 1-7-1 有楽町電気ビル北館
(一社)日本電気協会 関東支部
TEL:03-3213-1737 FAX:03-3213-1746
その他 お申込いただいた受講料は返金いたしかねますが、代理の方のご出席は差し支えありません。
受講料を間違ってお振込みされた場合の返金手数料は申込者のご負担になります。

第61回通常支部大会は5月24日(火)です!

 「出欠について」 5月19日(木)までにハガキをご投函下さい

◎会場は「学校法人 東京電機大学 東京千住キャンパス」 北千住駅東口(電大口)から徒歩5分
◎開催時間は、13時30分からです。
◎支部大会終了後「懇親会」を開催します。(会費2,000円)

行事ご参加申込手続きなど

◎申込・連絡先
公益社団法人日本電気技術者協会 関東支部
住所:〒170-0013 東京都豊島区東池袋3-7-12 キャッスル池袋403号室
電話:03-6915-2135 FAX:03-6915-2136

*上記は1月17日以降の申込み先です
メールアドレス:info@jeea-kanto.com

◎お申込方法
ハガキ、ファックス、メールなどでお申込下さい
(記入事項)
○行事名
○ご連絡先(郵便番号、住所、氏名、電話番号、勤務先など)
○会費が必要な場合の支払い方法(①「当日現金」、②「銀行振込」)

◎会費支払方法
○当日現金の場合 受付で参加証に添えてお支払いください
○銀行振込の場合 参加証をお受取り次第、下記にお振込みして下さい


三井住友銀行 日本橋支店 695 普通預金 7265060
公益社団法人日本電気技術者協会 関東支部

電気安全関東委員会ホームページのご紹介

「電気安全関東委員会」 http://www.kandenkyo.jp/safety.html

  1. PAS(負荷開閉器)の設置・更新のお願い 「自家用電気工作物設置者の皆様へ重要なお知らせ」のパンフレットを「PDF」ファイルでダウンロード可能
    https://www.kandenkyo.jp/safty/H28PAS.pdf
  2. 電気安全 点検100項目」の改訂版
    http://www.kandenkyo.jp/safty/WEB100checkpoints.pdf
    「事故を未然に防止する」ことを目的とした、高圧自家用需要家の電気工作物の自主点検項目を列挙した「電気安全点検100 項目」を「PDF」ファイルでダウンロード可能

新入会員勧誘のお願い

仲間を増やそう

新入会員紹介者への顕彰等

(1) 新入会員紹介者へ「粗品」の贈呈
・新入会員が「正会員」の場合 図書券(2,000円)
・新入会員が「維持会員」の場合 図書券(4,000円)
(2)会長名による表彰
・紹介会員が10名以上に達し、その時点で会員として10名以上所属している場合、感謝状をもって顕彰
*維持会員の場合は、「1口数」につき2名

会員のご紹介は、下記へご連絡ください。

◎公益社団法人 日本電気技術者協会
〒112-0004 東京都文京区後楽1-5-3 後楽国際ビル2階
TEL:03-3816-6151 FAX:03-3816-6823
メールアドレス jeea-honbu@jeea.or.jp

◎公益社団法人 日本電気技術者協会 関東支部
〒170-0013 東京都豊島区 東池袋 3-7-12 キャッスル池袋403号
TEL:03-6915-2135 FAX:03-6915-2136
メールアドレス:info@jeea-kanto.com

[詳細はこちらをご覧ください]



公益社団法人日本電気技術者協会の「入会案内書」は、関東支部へ必要部数をご連絡下さい。郵送いたします。