電気技術者の技術力と資質の向上をサポートします。
令和7年9月号

関東支部 行事開催のご案内

オーダーメードの「高圧受電設備の基本操作と安全確認実技研修」のお知らせ

 この実技研修会では、原則、参加いただく方々のご希望、経験等を踏まえたオーダーメード型の研修会を目指します。実施いただくのは、千葉県木更津市に新たな研修設備として、活線状態で点検等が行える66V受電設備を備える研修所をオープンさせた千葉県電気保守協会のご協力を得て行います。保安業務に携わる電気技術者を対象に、現場へ出る前に基礎的な技術・知識を一通り学べる実技講習を展開いたします。設備としては、断路器、遮断器、配電盤等を揃え、施設内で昇圧した電気を供給します。また、設備の裏側はケーブルの配線が見られるようになっています。ここで体験できる操作は、アース測定や検電器、電流測定の他、リレー試験、絶縁耐力試験、開閉訓練など様々を予定しています。本研修の特長の一つが、受講生のレベルや学びたい項目に応じて、同社社員がオーダーメードでカリキュラムを組立てるという個人別講習を基本としており、一度に受入れる人数を6人以内の少人数制としていることです。

日時 令和7年10月3日(金)11時~16時00分
令和7年10月4日(土)11時~16時00分
令和7年12月12日(金)11時~16時00分
令和7年12月13日(土)11時~16時00分
*いずれも研修内容は同じです。ご都合の良い日をお選びください。
場所 (株)千葉県電気保守協会 CDHK研修センター(木更津市中央2-4-6)
・JR木更津駅 徒歩10分又はアクアライン金田BT
定員 両日共に6名(申込先着順)
会費 会員3,000円、一般5,000円(昼食込、銀行振込限定)
当日キャンセルは、1,500円を申し受けます。
申込締切 10月分は9月29日(月)正午まで 12月分は12月8日(月)正午まで 
申込方法は、「行事参加申込手続きなど」を参照して下さい。
その他 <当研修は、自己研鑚努力証明研修科目(実技3)に該当します>

「高圧需要家の短絡保護と動作時対応研修」のお知らせ

 自家用設備保守において、短絡は地絡と共に電気主任技術者にとって最も身近で、大切な技術 項目です。本研修では、
・電線路や高低圧機器の短絡電流及び励磁突入電流の算出とその異常電流による電気設備への影響及び対策としての保護装置の取付位置及び保護協調の考え方を分かりやすく解説
・回路保護に用いる各種機器の保護範囲や特徴並びに保護整定の実例の解説
・様々な短絡事故例について、その要因と対策を具体的に説明
など、具体的な事例を取り上げながら講義を進め、業務上で突然起きる事故時対応に役立つよう な情報を提供いたします。
 この研修は、受講者からの疑問や質問にその都度答えるなど、受講者と大崎講師との双方向の コミュニケーションを図りながら進めます。
 短絡に関する疑問、質問を事前に事務局へお寄せ下さい。研修会の中で講義項目に合わせて 回答いたします。多くの疑問、質問をお待ちしています。

日時 令和7年10月7日(火) 10時~16時30分
場所 としま区民センター6F会議室(豊島区東池袋1-20-10)
定員 30名(申込先着順)
会費 会員5,500円、一般8,500円
*当日キャンセルは、2,000円を申し受けます。
*サブテキストとして、「電気技術者の実務理論 (大崎栄吉著 オーム社刊)」を講習会参加者に限り、税込価格3,200円(定価3,520円)で頒布します。購入希望者は、その旨明記下さい。
申込締切 開催日前日正午まで
申込方法は、「行事参加申込手続きなど」を参照して下さい。
その他 <当研修は、自己研鑚努力証明研修科目(技術4)に該当します>

第2回「保護継電器の原理・特性と取扱い研修」のお知らせ

 この研修では、受電設備に取り付けられている保護継電器の動作試験を体験し、試験装置や試験の方法に慣れていただくことを主眼に置いた研修会です。
 最初に、保護継電器の原理・特性・取扱いを解説し、その後、各班に別れ、各種継電器の測定試験を繰返し行い、「保護継電器試験器」や「位相特性試験器」の取扱い方を会得します。
 また、測定器の取扱い以外に、継電器のタップ整定などについても学ぶことができます。
 (1) 過電流継電器(OCR)
 (2) 地絡継電器(DGR)
 (3) GR付PAS及びUGS
 試験装置に多く触っていただくため、少人数の班編成で実技を行います。

日時 令和7年10月15日(水)10時~16時50分
場所 東京電気技術教育センター(江戸川区一之江3-2-38)
・都営新宿線 一之江駅下車徒歩5分
定員 各20名(申込先着順)
会費 会員6,500円、会員以外9,500円
当日キャンセルは、2,000円を申し受けます。
申込締切 開催日前日正午まで
申込方法は、「行事参加申込手続きなど」を参照して下さい。
その他 <当研修は、自己研鑚努力証明研修科目(技術4)に変更します>

「シーケンス制御の基礎と配線実習応用・設計」のお知らせ(2日連続)

 この研修では、初日にマグネットスイッチと補助リレーの仕組みと構成を学び、「リレーシーケンス制御図面」を参考に、電動機の起動・停止回路を自ら組み立てます。モーターの起動停止や運転状況 の監視など、色々な回路を自ら組み立てていただきます。本研修により、シーケンス図の読解力が身につきます。2日目は、前日学んでいただいたことをもとに、回路設計、配線実習及び故障探求を行い ます。また給水ポンプ及び排水ポンプで使用されている液面制御リレーの使い方についても勉強します。
 この研修を受講することにより、より一層のシーケンス制御に対する理解度が深まります。
 講師は、東京電気技術教育センター代表の塚崎秀顕氏で、懇切丁寧な説明とともに、組立てに際しては、マンツーマンで指導していただけます。

日時 初日:令和7年10月22日(水)10時00分~18時00分
翌日:令和7年10月23日(木)10時00分~16時50分
場所 東京電気技術教育センター(江戸川区一之江3-2-38)
・都営新宿線 一之江駅下車徒歩5分
定員 20名(申込先着順)
会費 会員12,000円、一般18,000円
当日キャンセルは、2,000円を申し受けます。
申込締切 開催日前日正午まで
申込方法は、「行事参加申込手続きなど」を参照して下さい。
その他 <当研修は、自己研鑚努力証明研修科目(技術4)に変更します>

東京電力パワーグリッド(株)「枝川研修センター見学会」のお知らせ

 本見学会では、東京電力パワーグリッド(株)様のご協力を得て、同社が有する「劣化診断技術」及び「配電線事故対応状況」について詳しくご見学いただけます。概要は以下の通りです。
【劣化診断技術】
・高圧ケーブルの劣化及び鉄筋コンクリート柱の劣化診断を紹介
【配電線事故対応】
・配電システムでの事故検出(OCR、DGR、Vo)とその対応を紹介

日時 令和7年10月28日(火)9時00分~16時30分
二班に分け、劣化診断技術(午前・午後)、配電線事故対応(午前・午後)をご見学いただきます。
*8時50分までに現地集合下さい。
場所 東京電力パワーグリッド(株)枝川研修センター(東京都江東区枝川1-3-7)
https://www.navitime.co.jp/maps/poi?code=02047-652635
定員 30名(申込先着順)
会費 会員2,000円、一般4,000円(お弁当をご用意します)
申込締切 開催日前日正午まで
申込方法は、「行事参加申込手続きなど」を参照して下さい。

第2回「過電流継電器・地絡継電器の役割と動作試験及び特性試験と保護協調研修」のお知らせ

 この研修では、高圧受電設備で必ず使用されている過電流継電器と地絡継電器を取り上げ、その役割と動作を勉強した上で、実際の過電流継電器、地絡継電器の特性試験を行い、保護協調曲線と過電流継電器のタップとレバーの整定の仕方について勉強します。
 また、遮断器のトリップ方式も実験を踏まえ理解できるように勉強していただきます。
 カメラをご持参いただけますと記録に残せます。

日時 令和7年11月6日(木)10時~16時50分
場所 東京電気技術教育センター(江戸川区一之江3-2-38)
・都営新宿線 一之江駅下車徒歩5分
定員 20名(申込先着順)
会費 会員6,500円、一般9,500円
当日キャンセルは、実費相当として2,000円を申し受けます。
申込締切 開催日前日正午まで
申込方法は、「行事参加申込手続きなど」を参照して下さい。
その他 <当研修は、自己研鑚努力証明研修科目(技術4に変更)に該当します>

第2回「絶縁抵抗測定・接地抵抗測定の原理及び耐圧試験の手順と実施方法研修」のお知らせ

 この研修では、電線路の絶縁抵抗の算出根拠及び絶縁抵抗の測定法について勉強し、漏電遮断器の動作原理を学びます。また、接地工事の種類と目的について勉強し、接地抵抗測定の原理を理解した上で、測定器を用いて接地抵抗の測定を行います。
 また、高圧受電設備の絶縁耐力試験を実際に行い、実施手順及び実施方法並びに注意事項等について学びます。カメラをご持参いただけますと記録に残せます。
 講師は、東京電気技術教育センター代表の塚崎秀顕氏です。

日時 令和7年11月18日(火)10時~16時50分
場所 東京電気技術教育センター(江戸川区一之江3-2-38)
・都営新宿線 一之江駅下車徒歩5分
定員 20名(申込先着順)
会費 会員6,500円、一般9,500円
当日キャンセルは、実費相当として2,000円を申し受けます。
申込締切 開催日前日正午まで
申込方法は、「行事参加申込手続きなど」を参照して下さい。
その他 <当研修は、自己研鑚努力証明研修科目(技術4に変更)に該当します>

「自らの手書きで理解する保護協調の基礎研修」のお知らせ

 前年度から始めた標記研修をご好評につき今年度も実施いたします。保護協調を検討するには保護協調図を作成する専用ソフトが必要だと思い、自らが検討することを諦めている方がおられるのではないでしょうか。キュービクルの新設や更新の際には、盤メーカーが保護協調図を描いてくれますが、新設から数年経過して大型機器導入の計画が持ち上がり、変圧器の増容量やMCCBの増設を行うことになれば、保護協調の検討は避けて通れません。増設に当たっては、OCRの整定を見直せば済むのか、CTの容量或いはOCRの仕様を見直す必要があるのか、PFとMCCBとの協調は取れるのかなど、主任技術者として自らが判断し、電気工事会社に指示する必要があります。
 本研修では、保護協調を検討する上での基礎知識、ポイントや留意点等を学んでいただきます。
 その後、演習問題を解き、保護協調図を自らが描いていく中で、配電用変電所から自家用電気工作物の受電点、サブ変電所さらには変圧器二次側のMCCBまで、直列に繋がる保護装置の動作協調をはっきりとイメージできるよう、実務経験豊富な2名の講師(加藤滋氏、桐山茂氏)によって、懇切丁寧に指導していきます。

日時 令和7年11月21日(金) 10時~16時30分
場所 東京都電気工事会館7階会議室(中央区築地3-4-13)
地下鉄日比谷線「築地駅」下車、3番出口から徒歩1分
地下鉄有楽町線「新富町駅」下車、4番出口から徒歩5分
定員 30名(申込先着順)
会費 会員6,500円、会員以外9,500円
当日キャンセルは、実費相当として2,000円を申し受けます。
申込締切 開催日前日正午まで
申込方法は、「行事参加申込手続きなど」を参照して下さい。
その他 関数電卓をご持参下さい。
<当研修は、自己研鑚努力証明研修科目(実技3)に該当します>

「GX・DX時代のTDSにおける蓄電池事業への取組み研修」のお知らせ

 GX・DX時代の到来が関心を集める中、再生可能エネルギーの拡大・脱炭素を掲げた蓄電池導入の優遇措置(補助金等)やESG投資を進める企業の増加により、産業用(BTM)/系統用(FTM)の蓄電池導入ニーズが非常に高まってきています。
 こうした状況を踏まえて、東京電設サービス(株)(TDS)では、東京電力ホールディングス(株)の安全性検証をクリアした蓄電池を利用し、産業用ではパッケージを標準化したシステムをワンストップサービス(提案~工事~保守メンテ~監視)で展開しています。
 この研修では、同社の蓄電池システムへの取組みについて、実機をもとにわかりやすく講話いただく予定です。

日時 令和7年11月26日(水)13時15分~16時50分
場所 東京電設サービス(株)「人財・技術開発センター」
JR埼京線「南与野駅」下車5分(埼玉県さいたま市中央区鈴谷2-536)
定員 30名(申込先着順)
会費 会員2,000円、会員以外4,000円
当日キャンセルは、実費相当として1,000円を申し受けます。
申込締切 開催日前日正午まで
申込方法は、「行事参加申込手続きなど」を参照して下さい。
その他 関数電卓をご持参下さい。
<当研修は、自己研鑚努力証明研修科目(技術4)に該当します>

「プログラマブルロジックコントローラ(PLC)制御の基本」のお知らせ(2日連続)

 この研修では、PLC制御を理解いただくために、2日間にわたり実際にプログラムを作成、入力操作を行い、実際の動作をさせてみます。そして、最終的には歩行者用押し釦信号機を作成し、動作をさせてみます。従来のリレーシーケンス制御に比べて、非常に使いやすさが分かってくることと思います。
 受講者数を少人数にしぼり、東京電気技術教育センター代表の塚崎秀顕氏の懇切丁寧な指導のもとで進めます。

日時 初日:令和7年12月17日(水)10時00分~18時00分
翌日:令和7年12月18日(木)10時00分~16時50分
場所 東京電気技術教育センター(江戸川区一之江3-2-38)
・都営新宿線 一之江駅下車徒歩5分
定員 20名(申込先着順)
会費 会員12,000円、一般18,000円
当日キャンセルは、2,000円を申し受けます。
申込締切 開催日前日正午まで
申込方法は、「行事参加申込手続きなど」を参照して下さい。
その他 関数電卓をご持参下さい。
<当研修は、自己研鑚努力証明研修科目(技術4)に変更します>

【予告】「防衛省 市ヶ谷地区見学会」催行のお知らせ

 本年6月に開催した標記見学会は、数多くの方からお申込みをいただきましたが、人数制限の為お応えできない方が大勢出てしまいました。そこで、改めて催行を望まれる声が多数おられることから、下記要領で募集することといたしました。ご参照下さい。

日程 令和7年11月12日(水)、13日(木)、14日(金) 11:30~16:00
*上記日程の中からいずれか1日(予約が取れた日)といたします。電話での申込受付となり、いつがとれるか(とれないか)わかりません。ご不自由をお掛けして誠に恐縮ですが、ご理解の程、よろしくお願いいたします。
申込方法 関東支部ホームページのお問合せコーナー(以下URL参照)から、氏名、アドレス、住所を記入の上、お問合せ内容欄に「市ヶ谷地区見学会希望」とお書きいただき(加えて、会員/一般の区分、支払方法 当日/振込、電話番号も記入)当支部宛て返信下さい。予約が取れ、日程が確定しましたら、抽選の上(お申込み多数の場合)、当選された方へ見学会の詳細をメールにてお知らせします。(外れた方へもご連絡します。)
https://jeea-kanto.com/form/index.html
見学場所 ホテルでの昼食後、防衛省市ヶ谷駐屯地を見学
集合時間:11:30(厳守) ホテルグランドヒル市ヶ谷1階ロビー集合
(東京都新宿区市谷本村町4-1)
https://www.ghi.gr.jp/access/index.html
アクセス JR・地下鉄 市ヶ谷駅或いは四谷駅から徒歩約3分
定員 20名(申込先着順)
会費 会員3,000円、一般6,000円(昼食・入場料込)
当日キャンセルは、実費相当として2,000円を申し受けます。
その他 当日受付時に本人確認を行います。写真付で住所、氏名の記載のあるもの
(例:運転免許証・パスポート・マイナンバーカード等写真付証明書)を必ずご持参下さい。
*セキュリティー対策で、当日受付時参加者名簿と本人確認書類の照合有

行事ご参加申込手続きなど

◎申込・連絡先
公益社団法人日本電気技術者協会 関東支部
住所:〒170-0013 東京都豊島区東池袋3-7-12 キャッスル池袋403号室
電話:03-6915-2135 FAX:03-6915-2136
メールアドレス:info@jeea-kanto.com

◎お申込方法
○ホームページ「セミナーの予約登録はこちら」からお申し込みいただけます。
○はがき、ファックスでもお申し込みいただけます。
【記入事項】
○行事名
○ご連絡先(郵便番号、住所、氏名、電話番号、勤務先など)
○会費が必要な場合の支払い方法(①「当日現金」、②「銀行振込」)
受付後、「受講票」を郵送いたします。
[郵送・ファクス用 行事申し込み書はこちら]

◎会費支払方法
○現金の場合 当日、受講票に添えてお支払い下さい。
○銀行振込の場合 「受講票受領後」下記にお振込み下さい。


三井住友銀行 日本橋支店 695 普通預金 7265060
公益社団法人日本電気技術者協会 関東支部

新入会員勧誘のお願い

仲間を増やそう
→   会員を募集しております。ご紹介してください!
→   会員をご紹介していただきますと、粗品(図書カード)を贈呈いたします。

新入会員紹介者への顕彰等

(1) 新入会員紹介者へ「粗品」の贈呈
・新入会員が「正会員」の場合 図書券(2,000円)
・新入会員が「維持会員」の場合 図書券(4,000円)
(2)会長名による表彰
・紹介会員が10名以上に達し、その時点で会員として10名以上所属している場合、感謝状をもって顕彰
*維持会員の場合は、「1口数」につき2名

会員のご紹介は、下記へご連絡ください。

◎公益社団法人 日本電気技術者協会
〒112-0004 東京都文京区後楽1-5-3 後楽国際ビル2階
TEL:03-3816-6151 FAX:03-3816-6823
メールアドレス jeea-honbu1@jeea.or.jp

◎公益社団法人 日本電気技術者協会 関東支部
〒170-0013 東京都豊島区 東池袋 3-7-12 キャッスル池袋403号
TEL:03-6915-2135 FAX:03-6915-2136
メールアドレス:info@jeea-kanto.com

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